流行予報 vol3 of d-upcar.net

流行予報 32弾  エアロはリップレス

流行予報 32弾  エアロはリップレス

2011年5月14配信

ドレスアップが一般的になって15年ほど。フロントバンパーと言えば、そこには必ずリップがついていた。つまり、開口部の下にある10センチほどの張り出し部分だ。これまではリップがあるのがバンパーの常識だったのだが、ここ最近リップのないフロントバンパーをイベント会場で見かけるようになってきた。

こうした“リップレス”とも言えるバンパーは、まずセンター開口部のワクがあり、その左右下端からサイドにかけてボトムラインのあるデザイン。つまり開口部の下はリップの厚味がなく、すぐボトムになる造形だ。これは当初、ユーロスポーツ系の純正バンパーとして登場してきたスポーツカーに多いデザインで、センター開口部のワクがそのままボトムになっている。近頃はBMWの5シリーズや1シリーズクーペなどにも採用されている。

当然、開口部がボトムになるとリップのなくなったエアロの底辺が持ち上がり、地面とエアロの間にすき間が出来て車高が高く見えることがある。そのため別体式のアンダースポイラーで低さをかせぎ、“やった感”を出すオーナーもいる。その一方で、リップ分のスペースがあっても、ダクトやフィンのラインでリップ的な面を消すオーナーもいる。村田悦子さんや信國良宏さん、足立晃子さん(兵庫県/10年10月Sカップ)、相庭明大さん(11年4月春ドレ♪)がそうしたデザインを採用する。

もしも今年、思い切りよくバンパー加工をするのなら、このリップレスなエアロは要注意。そう覚えておこう。

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※写真の左から

リップをなくしたフロントバンパーとして、現在の最高傑作と言えば中澤佑香さん(兵庫県/10年9月Kブレイク)のワゴンR。中央部のボトムには台形のセンター開口部のワクだけがあり、左右開口部の下もフィン形状のワクになっている。さらに左右のアンダースポイラーで低さを出した。

野澤真理さん(静岡県/11年4月DSU)のムーヴも、今年になってリップレスを採用。巨大な開口部下のワクを残してリップは全て切り上げられ、両脇と中央部の3箇所で留めたアンダースポイラーを懸架する。

ちょうど1年前の春にデビューした信國良宏さん(大阪府/10年4月春ドレ♪)のムーヴも、基本造形はリップレスと同じ。これはリップにあたる部分を残しているが、やはりセンター開口部を基本に、左右下端から逆ガル風にラインを下げて、従来のリップ的なデザインを排している。

村田悦子さん(栃木県/10年4月春ドレ♪)のバンパーも、信国さんと同じくリップとしてのタテ幅はあるが、ダクトやラインでリップを完全に消し去っている。つまり“リップ部分をリップ以外に見せている”というデザインだ。


玉野愛子さん(山口県/10年11月ドレスアップパーティ)は、KLCコンバットL900ミラ用のフロントバンパーを加工して装着。エアロメーカーとしてはまだ珍しいリップレスデザインを採用したエアロ。JB1ライフが、最先端のエアロデザインで新しく蘇った感がある。

最新のエアロでは、KブレイクのMH23用コンプリートクアンタがリップレス風デザイン。センター開口部はやはりワクだけで形作られていて、中央には切り上げられたAラインがあり、その左右はそっくりダクトになっている。いわばリップのような、リップレスのような造形だ。


これは前出のオーナーたちとはデザインコンセプトが若干異なるが、やはり開口部の下が極端に薄い内巻きの伊田勝洋さん(愛知県/11年4月DSU)。純正バンパーのようなボトムは、パンドラのユーロテックがベースになっている。

流行予報 31弾  天井ライト強化中

流行予報 31弾  天井ライト強化中

2011年2月21配信

1月4日にアップした当コーナーでも、天井メイクの最新仕様を紹介したが、今回はちょっと気になる天井ライティングを紹介しよう。これまでのKカードレスアップで見られる天井のライティングと言えば、LEDの埋め込みやLEDブラックホールが中心。ところが、2年ほど前から、オーディオ系のワゴンやコンパクトで、かなり斬新なデザインや動く光りが採用されている。

Kカーメイクでも、細長いオーバーヘッドコンソールを作り、そこへ光り物を埋め込むクルマをみかけるが、ワゴンやコンパクトカーには天井全体を光らせるクルマが登場。全面にライティングボックスを組んでいるのだ。そこに巨大なブラックホールを作り込むほか、天井全体にはめ込まれたアクリルパネルを光らせたり、光り自体を動かすなど、ド派手な演出をおこなっている。

考えてみれば、天井は車内でもっとも広いスペース。そこを全体的に造形し、光り自体に動きをつければ、スペクタクルな頭上空間が完成する。光が流れる流星仕様や色が変わるマルチカラーはもちろん、ここで重要なのは光りを高速で動かすこと。制作にはオーディオショップやLEDのプロショップの手も必要になる。当然、注意しなければならないのは天井の強度。軽自動車の天井は強度がないため、大きなライトボックスを軽量に作らなければならない。

昨年10月に開催されたオーディオイベントACGファイナルの記事には、『エスティマ天井動画』と『Bbリアオーディオ動画』があるので、ぜひとも見てもらいたい。最新の天井ライティングをみておこう。

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※写真の左から

天井を覆うライティングは圧倒的。左右にマウントしたLEDテープがマルチカラーに輝いている。


こちらは痛車のオデッセイ。埋め込まれたパネルには、それぞれキャラクターを描く。天井には広い平面が確保できるというアイデア。パネルのデザインも凝っている。


印象的なデザインを天井に制作。全面を覆っているわけではないが、造形や光りで、印象を強めた。


圧倒的な光りのオブジェを披露していたエスティマ。周囲の光りが動くほか、ブラックホール化した光りの渦が高速回転している。ACG 2010に動画アリ。